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4月の診療報酬の改定で、75歳以上の高齢者向けの診察料が新設された。後期高齢者診療料といわれるもので、糖尿病や高血圧、認知症などの慢性疾患の患者さんは、主治医と相談の上、病気全般の管理をうける料金として、月に1回、6000円(600点)を支払う。 6000円は検査や処置の料金込みの値段なので、検査をしない方が収益が増えることになる。この料金は、診療所が届け出をしなければならないので、高齢者全員がこの料金に切り替わるわけではない。 この料金には、診療所からもかなり反発が大きい。検査も含めた総合的な管理料金としては、6000円は安すぎる。さらに、この料金は患者一人あたり一医療機関しか認められないので、たとえば、糖尿病と認知症で別々の診療所に通っている場合、どちらが主治医になるのかで混乱する可能性がある。高齢者の診療が制限されるのではないかとして、一部の医師会は反発を強めている。 後期高齢者保険もそうだが、国民不在の議論は、現場の医師としても悲しい限りだ。 |
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