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help リーダーに追加 RSS 救急には人手がいる

<<   作成日時 : 2008/03/17 15:36   >>

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夜間や休日に、救急に患者を受け入れるためには、最低、外科系、内科系の医師一人ずつ、薬剤師、放射線技師、検査技師、看護師、事務員などの当直体制が必要になる。

たとえば、平日の夜間、土日を昼間と夜間に分けて当直したとすると、1ヶ月で約40回。月に2回の当直をしたとして、内科系、外科系で20人ずつ。これだけの医師がいるのは大病院で、中小病院では全部あわせても20人足らず。この人数で、救急をやろうとすれば、専門に関わらず医師一人、薬剤師も検査技師、事務員もなし、救急担当の看護師もなし、ということになってしまう。

しかも、常勤医師だけでは間に合わず、バイトの医師を雇って帳尻を合わせていることが多い。このような体制では、軽症の患者には対応できても、重症の患者には尻込みをしてしまう。当直医としては、重症の患者を受け入れて対応できなかった場合、訴えられるのではないかと恐れてしまう。

救急病院を掲げた病院はたくさんあるが、救急体制の完備した病院は極端に少ない。重症の救急患者の場合、小さな病院は受け入れる準備ができていないし、受け入れた後のトラブルが怖くて断る。大きな病院には救急患者が集中するため、ベッドが一杯だったり、医者の手が足りない。

救急患者が病院をたらい回しにされるのは、こうした日本の貧しい救急体制が背景にある。あらゆる患者に対応するためには、救急患者を受け入れる専任の医師、看護師などを十分にそろえた救急センターが必要だが、これを民間にまかせて採算性を追求させるのは無理ではないだろうか。

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